スーパーに新物の野菜が並ぶ季節になってきました。
美味しそうに実った野菜たちを手にとって、どうやって食べようか考えるだけでワクワクしてくる今日この頃です。
今回は、新物野菜のなかから「新玉ねぎ」を使った麻婆豆腐のレシピをご紹介します。
長ネギで作ることが多い麻婆豆腐ですが、 新玉ねぎで作るメリットは以下の3つ。
- 食べ応えアップ
- 食感にアクセントが加わる
- 甘みが加わって食べやすくなる
新玉ねぎはもちろん、普通の玉ねぎでも応用可能です◎
それでは、作り方にまいります〜!
新玉ねぎの麻婆豆腐の作り方
材料(2〜3人分)
- 新玉ねぎ 中1個(200gくらい)
- 豆腐 300g(3個パックのもの2つ分、1丁でも)
- 生姜 1片分(みじん切り)
- にんにく 1片分(みじん切り)
- 豆板醤 小さじ1〜2
- 甜麵醬(赤みそでもOK) 大さじ2
- 水 200ml
- 鶏がらスープの素(お好みのもの) 水200mlに対応した量
- 醤油 大さじ1
- みりん 小さじ1
- 水溶き片栗粉 片栗粉小さじ2+水小さじ2を溶いたもの
下準備
豆腐はキッチンペーパーなどに包んでしばらく置く。(材料を切っている間に自然と水切りされます)
にんにくと生姜はみじん切りにしておく。
新玉ねぎは大きめのみじん切りにする。(1センチ角くらい)
作り方
まずはざっくりとした流れから!
- 香辛料とひき肉を炒める
- 豆腐を入れて軽く煮込む
- とろみをつけて、仕上げの香りづけ
材料を揃えておけば、あとは簡単です!
材料を順番に炒める

①フライパンにみじん切りにしたにんにく・生姜サラダ油を小さじ2(分量外)入れて弱めの中火にかけます。

②にんにくと生姜から十分に香りが出たら、あらかじめ切っておいた玉ねぎを加えて炒めます。
火加減は中火くらい。

③玉ねぎが少ししんなりして透き通ってきたら、フライパンの片側に寄せて、空いたスペースにひき肉を入れます。

④かたまりを少しほぐしながら、少し焼き付けます。
ひき肉をほぐしすぎないようにすると、食べ応えアップです!

⑤ひき肉に半分くらい火が通ったら、かたまりをほぐしつつ、玉ねぎと一緒に炒め合わせます。

⑥ひき肉にしっかり火が通ったら、豆板醤・甜麺醤(または赤みそ)を加えて軽く炒めます。
ちょっとした一手間が料理のポイントです!

⑦豆板醤を炒めると、油に唐辛子の赤い成分がにじみ出てきます。
そうなったら、鶏がらスープを一度に加えましょう。
豆腐を加えて煮込む

⑧水切りしておいた豆腐を3センチくらいの角切りにし、フライパンに加えます。
くつくつ煮立ってきたら、醤油とみりんを加えましょう。
とろみ・仕上げの香りづけ

⑨しばらく煮込んで馴染んできたら火を止めて、よく溶いた水溶き片栗粉を回し入れます。
全体に回ったら再度火をつけて中火でしばらく煮立たせましょう。
水溶き片栗粉を加えると、すぐにとろみがついたように感じますよね。
でも、実は片栗粉はまだ「生」の状態なんです。
1分くらい煮立たせると片栗粉にしっかり火が入り、調理後もとろみが保たれます。

⑩器に盛り付けたあと、ごま油をたらりと回しかけ、お好みで山椒や花椒をふりかけます。
「新玉ねぎの麻婆豆腐」完成!

- シャキシャキ・とろとろな新玉ねぎの食感・甘み
- 豆板醤のピリッとした辛味
- 甜麺醤とひき肉の旨味とコク
3つが合わさって、たまらない美味しさです。
新玉ねぎの麻婆豆腐:5つのポイントをおさらい
- にんにくと生姜は弱火で炒め香りとコクを出す
- 豆板醤と甜麺醤を炒め、香りと辛味を出す
- 豆腐を水切りする
- 水溶き片栗粉を入れたあと、しっかり加熱する
- 香りづけは最後に!
あとがき
これから、春の美味しいものがわんさかとスーパーに並んできます。
定番の食べ方はもちろん、ご紹介したような食べ方も試してみるのはいかがでしょうか?
「この食べ方じゃないとダメ!」なんてことはなく、柔軟に料理に使って、旬を楽しみましょうね。